2017年3月12日 西吾妻山(グランデコ)

今回は西吾妻山と樹氷(スノーモンスター)をご紹介します\(^o^)/。

樹氷と言えば蔵王や八甲田山が有名ですが、今回の西吾妻山も樹氷の有名どころです。

樹氷との初めての出会いは2015年3月の蔵王。樹氷という自然が創り出すモンスターの姿に、私はすっかり心を奪われてしまいました。そして、次の樹氷鑑賞先として目をつけていたのが西吾妻山。そのためにこの西吾妻山を厳冬期にとっておいたのですが、冬の西吾妻山(東北)は絶望的に晴れないので(だからこそすごい樹氷が創り出されるのですが)、結局昨年は休みと天気が合わず、無情にも西吾妻山の樹氷鑑賞は流れてしまいました(T_T)。今年こそはと意気込んでいたのですが、結局今年も3月に入ってしまい、今年も無理かと諦めていたところ、ついに休日と天気がマッチしたので、2年越しの夢を叶えるべく、西吾妻山へと挑んできました\(^o^)/。前回の唐松岳のような快晴とはいきませんでしたが、この時期にしては十分すぎる天候の下、最高の樹氷(スノーモンスター)鑑賞を楽しんできました♪


【天候】快晴♪
【所要時間】登り(リフトトップから):約2時間、下り:約1時間半、休憩:約30分
【コース(標高)・時間】リフトトップ(1,565m)8:45 → 西大巓(1,981m)9:55~10:05 → 西吾妻山(2,035m)11:00~11:10 → リフトトップ 12:30


さて、西吾妻山へのアクセスですが、東京からはスキーのツアーバスを利用すれば深夜発の日帰りで(しかも安く)いけるらしいのですが、関西からはそう簡単にはいかず、新幹線で郡山まで行くか、飛行機で仙台空港まで行ってアクセスするのが一般的です。しかし、新幹線や飛行機だと片道2万円を超えるので悩みどころなのですが、ここはいつものスカイマークに助けてもらいます(^_^)(関西空港からピーチで行くのもありですが、スキー板やアイゼン・ピッケル等の雪山装備は機内に持ち込めないので、手荷物料がかかり、結局お金がかかってしまいます)。今回は、神戸空港から出ているスカイマークの神戸ー茨城便を利用し、茨城空港からレンタカーで郡山まで向かうことにしました。スカイマークなので、20kg以下ならスキー板も含めて手荷物料は無料です(^_^)。このプランであれば、片道1万円前後で向こうへ行けます。

ちなみに、今は神戸ー仙台便が復活しているので、こちらを利用する方が安くて便利です。日によっては、なんと片道5,000円前後でチケットが買えます(キャンペーンだとさらに安い片道3,000円でチケットを買えることもあります)。

さて、いつもは仕事後に夜便で茨城空港へ向かい翌朝登山するパターンが多いのですが、今回は出発日が土曜日ということで昼便で行くことにしました。昼便は景色を楽しめるのがいいところで、特に、神戸ー茨城便は山好きにはたまらないルートを飛行しており、右側の席からは南アルプス・富士山が、左側の席からは北アルプスが一望できます。ちなみに、今回は右側の席だったので…

まずは南アルプスが登場\(^o^)/。下から上に向かって、北岳・間ノ岳・農鳥岳・塩見岳・荒川岳・赤石岳・聖岳と続きます♪上から見る南アルプスは新鮮ですね。

そして、南アルプスの次に登場するのはもちろん富士山。断トツの高さで、雲を突き抜けています。富士山はやっぱり雪を纏った姿がしっくりきますね(^_^)。果たして、厳冬期にあの頂に立てる日は来るのだろうか(^_^;)。

神戸空港から茨城空港へ向かう場合は、一旦茨城沖まで飛んでから、茨城空港に着陸するので、山だけでなく、海の景色も楽しめます♪私は(どちらかと言うと)山派なのですが(笑)、こちらはこちらで絶景。
それにしても、こちらは見事な快晴。果たして、西吾妻山は晴れているのでしょうか(^_^;)。

さて、茨城空港からはレンタカーで郡山へ向かいます。今日は時間がたっぷりあるので、節約のため下道で(約150㎞)。

猪苗代湖に到着。晴れていれば磐梯山が一望できるのですが、やっぱり磐梯山は厚い雲に覆われています。ほんと東北の冬山は晴れませんね(>_<)。今日は時間があるので、猪苗代スキー場でスキーの練習に勤しむことにします。

猪苗代スキー場に到着。
安達太良山も見事に雲に覆われています(笑)。平地や猪苗代湖の上は晴れているのに、山は最後の最後まで晴れませんね(^_^;)。

スキーの練習スタート。晴れていれば、スキー場から迫力ある磐梯山を眺められるのですが、結局この日は雲がとれることはありませんでした(ただ、夜には快晴となり、ナイターでは会津若松市内の夜景を楽しめました♪)。この日は、会津若松市内のネットカフェに宿泊です。

翌朝6時半、グランデコスノーリゾートに到着。スキー場までの道は凍結ありで、スタッドレスまたはチェーン必須でした(^_^;)。そして、この日は日曜日だったので、駐車料金が1,000円かかりました(平日は無料らしい)。天気は快晴と思いきや…

なんと山頂付近だけ絶妙に雲に覆われているではありませんかorz(これはこれで幻想的なのですが(^_^;))。

スキーセンターに到着。こちらは7時から開放されました。

登山届はこちらへ。

チケット売り場。この日は、7時半チケット販売開始、8時ゴンドラ・8時半リフト(第4クワッドリフト)運行開始でした。この時はまだ7時なので誰も並んでいません(苦笑)。
ちなみに、登山口まではゴンドラとリフト(第4クワッドリフト)を乗り継ぎます。お値段は、1回券が520円なのですが、ゴンドラ上りは1回券が2枚必要なので、計3枚、1,560円でした。今日はスキーで登るので、下りの料金はかかりません(^_^)。

ゆっくりしすぎたのか、いつの間にかゴンドラには行列が(>_<)。

私たちの行列の横にはもうひとつレーンがあり、そちらから優先して乗車していました。どうやらファストパスがあるみたいです。

山頂方面は相変わらず雲に覆われています(T_T)。

ゴンドラトップに到着。こちらにあるレストランブナブナからは磐梯山と猪苗代湖が一望できます♪

裏磐梯もかっこいい\(^o^)/。ちなみに磐梯山も笠を被っていますが、西吾妻山よりはましな状況だったので、磐梯山にすればよかったと(この時は)後悔していました。

第4クワッドリフトへは、ゴンドラトップから一旦下ります。

第4クワッドリフトに到着。何気に西大巓方面を見てみると…

なんと雲が消えています\(^o^)/。しかもお目当ての樹氷も確認できます♪

うきうきの気分でリフトへ(^o^)。あとは米沢方面から雲が流れてこないことを祈るだけです。それにしても、青空の下のリフトは楽しすぎます\(^o^)/。

浮かれているうちにリフトトップに到着。

リフトトップでは、すでにたくさんの登山者が準備中。さすが人気の雪山。

まずは西大巓に向けて北へと登っていきます。シールを貼っていざスタート\(^o^)/。ありがたいことにトレースもばっちり。

最初はまだスノーモンスターとは呼べませんね(^_^;)。この先山頂まで、ほぼシールで登れましたが、一部シールでは厳しいところがありました。恥ずかしながら、そこで派手に転んでしまい、しかも雪がパウダーすぎて、危うく抜け出せなくなるところでした(^_^;)。

前方にバックカントリー仲間を発見。この日はスノーシュー・ワカン組が多かったので少し安心。ここで、通りすがりのおじさんに、スキーで登るのかっこいいねと言われたのですが、素直に嬉しかったです(^_^)。私もバックカントリーをはじめるまでは、スキーで登る人達がなぜかかっこよく見えました。

振り返ると絶景が。高度を上げるにつれ、周囲の樹々が徐々にスノーモンスターになってきました。

樹々が疎らになってきたところで…

右手には西吾妻山が見えてきました\(^o^)/。あちらにもたくさんの樹氷(スノーモンスター)が♪

安達太良山をバックに樹氷。今日はあちらも快晴のようです。

磐梯山・猪苗代湖をバックに樹氷。

磐梯山がかっこよすぎて、思わずズームしてしまいます。

樹氷は一旦消えかかりますが…

ついに本格的な樹氷ゾーンに突入。みなさん樹氷に釘付けです(^_^)。
私は、快晴の山頂を楽しみたいので、先を急ぎます。

磐梯山と猪苗代湖方面。何度も振り返ってしまいます(^_^;)。

どんどん登っていきます。傾斜が急になってきましたが、シール登高に問題はなし。この先が山頂かと思いましたが、山あるあるの偽ピークでした(^_^;)。

ただ、景色はどんどんよくなり、右手には西吾妻山と無数の樹氷が一望できます\(^o^)/。

出発から約1時間。西大巓に到着。ここからは360度の絶景が楽しめます♪

まずは目指す西吾妻山方面。ホワイトアウトになったら迷う自信100%の広大な雪原。

磐梯山方面。

磐梯山ズーム。

安達太良山方面

飯豊山方面。あいにく雲に隠れてしまっています(T_T)。

蔵王・朝日岳方面。こちらも肝心なところだけ雲に隠れてしまっています(T_T)。


西大巓からの絶景♪

西大巓からは一旦下ります。登り返しが待っているので、シールをつけたまま滑降。

行く手には一面樹氷だらけ♪

樹氷の間を滑降\(^o^)/。パウダー気持ちよすぎ♪奥の樹氷は恐竜に見えますね。

鞍部まで降りてきました。

パウダーの滑降はほんと最高でした\(^o^)/。

ここから樹氷の大群に突入です。

一体何体いるのでしょうか。

ふと後ろを振り返ると、ヒップそりで滑っている方を発見。雪がモフモフすぎるので、シリセードでは下れないかもしれません。

スノーモンスターに囲まれました。

RPGなら確実にやられていますね(笑)。

樹氷はいったん落ち着いたかと思いきや…

樹氷はまたまだ続きます\(^o^)/。


これらが動き出したらめっちゃこわいでしょうね(^_^;)。

空には真上に伸びる飛行機雲。

スキーなので、ラッセルも楽で楽しい♪

ということで、新たな(無駄に)トレースをつくります(^_^;)。

西大巓からだいぶ離れました。

飯豊山が少しずつ姿を現してきました。

右手には磐梯山。

スノーモンスターはとまりません。

逆光のスノーモンスター!

ついに西吾妻小屋が見えてきました。

ここから見ると一階建に見えますが…

なんと二階建ての小屋でした。積雪量が半端ないですね!

ここからは山頂に向けて最後の登り。

振り返ると飯豊山方面も雲がとれてきました(^_^)。さすが飯豊山。真っ白な姿をしているのがわかります。

天元台方面。

あちらからも続々と登ってきます(^_^)。

山頂への最後の登り。

出発から約2時間。ついに山頂に到着\(^o^)/。山頂は広すぎて、また、標識は完全に雪の下なので、どこが山頂がわかりませんが、GPSを確認したらこの辺らしいので、この辺が山頂ってことで(^_^;)。

山頂は雪山とは思えない盛況ぶりでした(^_^)。

夏は樹林帯の中で展望はありませんが、冬は雪のおかげで大展望\(^o^)/。

まず目を惹くのはやっぱり磐梯山♪

安達太良山も負けてはいません。手前には無数の樹氷たち。

飯豊山もほぼ全容を現しました。この白さは白山と同等もしくはそれ以上。

今までが十分すぎる絶景だったので、山頂は10分ほどで撤収。本によれば、西吾妻山からゲレンデまで滑走できるそうですが、他に滑走している人がいなかったので、一旦西大巓へと引き返します。


よく見ると、西大巓の南斜面にはシュプールが!

西吾妻山から滑走していきます。登り返しがあるので、まだシールはつけたまま。

磐梯山に見守られながらのスノーハイキング♪

どんどん下ります♪

スキーだとこんなところも沈まずに下れます。スノーシュー・ワカンなら絶対に踏み抜きます(>_<)。

無事降りてきました。

西大巓から滑走する予定だったのですが、初めての本格的なシール登高にすでに足はパンパン。帰りはトレースに沿って西大巓を巻くことにしました(南斜面は雪崩れのおそれがあるので、巻くのはあまりオススメはできません)。

西吾妻山もだいぶ遠くなりました。

西大巓からのシュプールがどんどん増えています。バックカントリーの人たちが続々と滑り降りています。しかし、前方には不気味な雪崩跡が。

南斜面に到着。ここを滑ったらめっちゃ気持ちいいでしょうね\(^o^)/。

みなさん、滑っては登っての繰り返し。ここからツリーランでゲレンデに戻る技術はまだないので、かっこ悪いですが、スキーを担いで下山します(T_T)。

西吾妻山ありがとうございました♪

無事にリフトトップまで戻ってきました。つぼ足だと沈みまくりでしたが、下りなのでなんとかなりました(^_^;)。なんのためにスキーで登っているのかわからないので(苦笑)、早くスキーを上達しなくてはなりません(>_<)。ここからはシールを剥がしてスキーセンターまで一気に下ります♪圧雪斜面はやっぱり滑りやすいですね。それにしても、ゲレンデに戻ってくるとなぜか安心しますね(^_^;)。

最後の絶景。

帰り道に、猪苗代湖から磐梯山を一枚♪
昨日のリベンジを果たしました(^_^)。

磐梯山をズーム。去年の秋に登ったときはガスガスだったので、来年の冬にリベンジですね!


というわけで、今回も最高の一日でした\(^o^)/。やっぱり樹氷は最高ですね♪毎年1回は見たいものです。来年は八甲田山か八幡平あたりを狙います。
初めての樹氷鑑賞はやっぱり蔵王がオススメですが、雪山に慣れてきた方は(快晴の日に)ぜひ西吾妻山にもチャレンジしてみてください。
さて、明日も天気がよければ会津駒ヶ岳に行こうと思っていたのですが、くもり予報だったので(冬の東北で2日続けて晴れることはめったにないので)、諦めて帰ることにしました(実際は高曇りで、なんとか登れたようでしたが(T_T))。


最後に西吾妻山からの絶景♪

おしまい。